2013年10月13日日曜日

知らないと損!掘り出し物がみつかるかも。でも、だまされないでね。

セビリアのフェリア通にある「エル・ホエベス」という店の2階が週単位で貸してくれるオスタルになっていました。ホエベスは木曜という意味ですが、木曜日になると、ここの通りにヤミ市というかガラクタ市というかノミの市というか、そういうお店が並んで商売をはじめることになっているのです。

今は観光スポットになっていますが、20年くらい前はあたりは結構いかがわしい街区だったのです。サンタクルスからフェリアに移るとき、オスタルのおじさんやおばさんが眉をひそめて「あんなところにいくの!やめなさい!」といわれたんですが、週単位で貸してくれるのでお金がないバックパッカーには都合がよいのです。

ヤミ市では、よくイタリカ、これはセビリアから一番近いローマの遺跡ですが、ここで取れたというコインが人気でした。もちろん、にせものですがね。青銅に見せかけるためうまくめっきをしてるんです。端っこを地面にこすり付けるとすぐわかります。めっきがはげて中の鉄が出てきます。もちろん本物は博物館のカタログに載るくらいの青銅品です。

よく、モロッコ人やヒターノと仲良くなってスペインでの暮らしぶりについて話をしました。彼らは、結構、厄介者の扱いを受けていてのけ者になっていたりするので、偏見がなく、利害関係もない、東洋人のバックパッカーの小生には色々なことを教えてくれるのでした。どうやって、物乞いをビジネスとして成立させるのかとか、非常に面白い話を教えてくれたのです。このブログの中でもそのうち、書き残そうと思います。

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